卒業生の活躍
救急部 看護師 駒崎 優佑さん(2015年度 卒業)
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救急看護師の主な仕事
救急看護師の役割で最も重要なのは救急処置の実施です。心臓や呼吸が止まってしまった患者さまへの救急蘇生処置や、出血を止める止血や包帯法、骨折時の処置などの応急処置があります。また、医師が行う様々な救急治療場面で、処置介助を行うことも多いのが特徴です。他には、救急医療チームが円滑に機能するように調整すること、救急医療物品を整えること、一般の人たちに対する救命・救急処置の指導等の多岐にわたります。
あなたのやりがいを教えてください
救急隊や医師、医療技術支援者と連携し、搬送された患者さまの観察や検査等を迅速に行い、どのような状態かを把握し治療に携わっていきます。患者さまが安楽に、より良い状態になるよう、力の全てを注いでいます。
急性期病棟 看護師 丸山 夏実さん(2016年度 卒業)
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急性期病棟看護師の主な仕事
急性期病棟では、生命の危機に直面している患者さまや、治療しなければ生命維持に関わるような重症疾患、手術を必要とする患者さまが多いです。
仕事内容は、体を清潔に保ったり、体位を整えたり、トイレの介助をしたり、痛みを和らげたりなどの「療養上の世話」はもちろんですが、重症患者の全身管理、人工呼吸器や点滴・ドレーン類などの管理から検査や処置などの補助に入ることなどの「診療の補助」を行う場面が多いのが特徴です。
あなたのやりがいを教えてください
「心臓」という命に関わる重要臓器の全身管理が重要であるとともに、心不全管理など退院指導も重要です。回復し元気に退院する患者さまの笑顔にも触れることができ、嬉しさを感じる場面が多いです。
小児病棟 看護師 髙橋 優李さん(2016年度 卒業)
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小児病棟看護師の主な仕事
小児病棟看護師の役割で一番特徴的なことは、「内科」「外科」「皮膚科」「眼科」などの疾患による区分けはなく、0歳~15歳(または18歳)までの「様々な病気を患った幅広い年齢の子どものケア」をおこなうことです。そのため小児病棟で働く看護師は疾患に対する網羅的な知識を必要とし、またケアついては「授乳」から「思春期の子どものメンタルケア」までと幅広く、成長段階にあった看護・関わりが必要となってきます。
あなたのやりがいを教えてください
入院してきた時は、ずっと泣いていたり、ぐったりしていたりとても辛そうです。しかし、そういった子どもたちが日に日に元気になり笑顔をみると、嬉しくやりがいを感じます。
子どもと関わることでご家族の方と一緒に成長を感じられる時、小児病棟で働いていて本当に良かったと思います。
手術部 看護師 曽我部 ちなみさん(2013年度 卒業)
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手術看護師の主な仕事
手術看護師の役割は大きく分けて器械出し看護師と外回り看護師の2つです。器械出し看護師は、手術中に医師とコミュニケーションを図りながら、手術の進行状況や医師の動きを見て先読みし、迅速かつ正確に器械を準備し、手術に集中できるように関わります。外回り看護師は、器械出し看護師が手術を直接介助する一方で、外回り看護師は手術を外から、回りから、麻酔の介助、患者の状態の観察、手術の記録等を幅広くサポートします。
あなたのやりがいを教えてください
手術部は多くの職種が関わるため、看護師はチームの連携役になります。
チーム一丸となって、一つの手術を無事に終え、患者さまが安定した状態で病棟に戻る姿を見送るのは、手術看護師ならではのやりがいです。